昨日に発表された有効求人倍率を見て感じる事
12月に入り、忘年会シーズンが到来しました。
本日もある会があって、参加させて頂くのですが、
最近、異業種も含めて、色々な経営者の方と
お話をさせて頂く機会が多くなりました。
その中でよく話題に上がるのは、社員採用がなかなか
出来ないという話題です。
職安や通常の求人雑誌くらいでは、全く反響も
ない事がざらのようです。
幸いに、弊社の場合には、先月に営業担当の方を1名
ご紹介により採用させて頂く事ができ、運が良かったのですが、
通常の採用活動だけでは、我々のような中小零細企業は
面接希望のお問合せもままならない状況です。
昨日、何気なくネットを見ていましたが、
最近の有効求人倍率が1.55倍と前回の発表よりも
0.03倍上昇する結果となっていました。
この数字はバブル期の時のよりも高い倍率だそうです。
今後しばらくはこの状況が続く事が予想されますので、
就職したい方にとっては有利な「売手市場」の状況と
なりそうです。
そうなると、経営者側としては、新規採用をさせて頂く事が
難しい市場ですので、今勤めて頂いている現社員が長く続いて
くれるような職場づくりを考えていく事が大切です。
最近は「働き方改革」という言葉を耳に致しますが、
企業存続のためには、結果を出す事は当然大切ですが、
社員の事も考えてあげられるしくみづくりを出来なければ、
会社は継続できないと感じました。
今後も求人難はまだまだ続きそうです。
大西 晋平