これからの不動産売買仲介業について思う事
リビング椿は、父が会社を創り、現在創業45年目を
迎える不動産売買仲介をメインにした不動産会社です。
時代の流れに飲み込まれながらも、なんとか社員や
お客様、お取引業者様に支えて頂きながら、ここまで
やって来ました。私が代表を務めさせて頂き、早8年に
なります。月日が経過するもの早いものです。
現在のリビング椿では、お取引をさせて頂く不動産
売買物件の90%以上で居住用物件をお取引をさせて
頂いておりますが、少し方針転換が必要な時期に
差し掛かっている気がしております。
といいますのも、今後の確実とされている人口減に
伴う新築住宅着工件数の大幅な減少を考えると、
居住用不動産を購入されるお客様のすそ野が狭くなる
事が明らかですので、居住用だけに特化するのではなく、
法人様が抱える物件や事業用不動産のお取引件数を
より伸ばしていきたいと思っております。
現在、足掛かりを作るべく、法人案件につきましては、
私が担当をさせて頂く機会をコツコツと増やしている
ところです。
法人案件については、営業をされている事や企業の
イメージの問題もございますので、表立って情報公開を
する事が難しい場合もございますが、金融機関様とも
連携し、選択肢を増やして、売買仲介を強化できる
ように模索したいと思います。
今回のコロナ禍を機に、不動産売買仲介の在り方も
転換期をむかえているのも知れませんね。
今後に注目したいところです。
大西 晋平