松山市の住宅着工件数に関する未来について
このブログで、定期的にお伝えをさせて頂いて
おりますが、弊社は不動産売買仲介・買取転売業
が中心の不動産会社ですが、建築業の免許も取得
しており、建築士も在籍しております。
現在は、売買仲介でお客様が購入して頂いた物件を
リフォームさせて頂いたり、弊社が買取した一戸建や
分譲マンションのリフォーム工事を行っております。
外注工事ではなく、弊社が直接発注して、施工をさせて
頂く請負という形になります。
先日、いよぎん地域経済研究センターがまとめた
資料(IRC)の中で、将来の住宅着工数についての
レポートがまとめられておりましたが、驚愕の結果に
なっておりました。
松山市内においては、10年平均の統計で
1990年代は5998戸でしたが、
2010年代の予測では3460戸と約42%減の
見通しとの事です。
しかも、2040年代にはなんと1639戸まで
減少する予測がたてられており、これが現実になって
しまえば、多くの建築会社や不動産会社は廃業して
しまう事になるでしょう!
その中で、新築ではなく、リフォームについては年々
着工工事が増加しておりますので、我々の業界も
先を読んで、中古住宅や中古マンションのリフォーム
受注による物件流通の活性化をより考えていかなければ
なりません。
認めたくはないですが、不動産業も事業用方針を
誤ってしまうと完全な斜陽産業になる事が間違いない
ようですので、将来の計画をより真剣に考えていく必要
がありそうです。
松山市内でこの予測ですので、郊外の市町村は、恐ろしい
結果になりそうです。
大西 晋平