松山市不動産 市場から売物件が少なくなっている気がします
本日は久しぶりに、松山市内の不動産市況について
私が感じる事を述べさせて頂きます。
弊社では、毎月1回は物件確認といって、弊社商圏内で
収集している売物件の有無を確認して、る売物件の在庫
棚卸作業を行っております。
弊社の物件だけではく、他業者様から入手した物件にも
確認を入れて、物件が成約になったか、あるいは売却中止、
や価格変更になったかをチェックして、情報の整理やHPの
更新を一斉に行っております。
弊社の場合、お取引の95%が居住用不動産になりますので、
居住用不動産の話として、聞いて頂ければと思いますが、
私が感じるには、売物件が少なくなっている気がします。
その理由は2つです。
①成約になっている物件が多い為、売物件数が減少する
②新たな売物件が少ない為、売物件総数が増えない為
今回は、上記の内、②の傾向が強い気がしております。
弊社でも、ここ数年なかった事ですが、7月とこの8月は特に
成約ペースは悪くないのに、新規販売物件の獲得が少ない為、
物件在庫が減少の一途を辿っております。
このペースが続くと、市場から売物件がますます少なくなって
いく可能性があり、不動産会社にとっては、切実な問題です。
物件がなければ、買主様がいても契約する事ができません。
一過性の現象なのか、注意観察が必要ですが、購入されたいお客様
はいらっしゃるのに、ご紹介できる物件が少ない事は、チャンス
ロスです。その為、売物件の獲得に全力で、お客様担当は活動して
いるところです。
適正な売物件数の元、適正な契約数が市場バランスを崩さない事に
なりますので、日々、物件動向には注視したいと思います。
今後の松山市不動産流通市場がかなり気掛りです。
大西 晋平