松山市内で不動産売買仲介業の仕事をしていて最近特に感じる事
以前のブログでもお伝えした事があるのですが、
このところ松山市内でも多くの建築ビルダーさんが
建売住宅の販売に参入するようになりました。
以前は、地元の限られた会社だけが取り組んでいたの
ですが、最近は県外から出店した会社や地元でも
建築棟数を伸ばしている建築ビルダーさんも
更に受注を伸ばす為に、別会社で建売住宅の施工販売を
積極的に取り組んでおられます。
現実に建売住宅のチラシを多く見かける事はございませんか?
私の感覚では、ここ1年位で新築の建売物件の販売物件数が
かなり増えてきている気がします。
建売物件については、我々のような不動産会社が販売の
お手伝いをさせて頂くケースと、建築ビルダーさんが直接
自社だけで販売をされるケースがございます。
新築物件をお探しの方にとっては、参画会社が多い事は
選択肢が増え、お買い得感がありますので、喜ばしい事だと
思いますが、自分の気に入った建築会社で新築されたい
お客様にとっては、土地購入の選択肢が減ってしまう事に
なりますので、市場全体で考えると、一長一短があるといえます。
松山市ですので、東京のような地価の動きではありませんが、
建築会社が土地を高値で仕入れるようになると、地価高騰の
大きなきっかけとなってしまう事があります。
弊社も実は7~8年前は、自社分譲地の一部に新築して
建売住宅の販売に取り組んでいましたが、現在は土地売に徹して
お客様が好きな会社で建築できる土地を販売させて頂いています。
今後も建築ビルダーさんは建築棟数を伸ばす為に、建売住宅に
積極的に取り組んでいく事が予想され、松山市石井小校区など
人気エリアの売土地には、建築条件(建築する会社が指定される事)
を付けて販売される事が予想されます。
松山市内でも不動産の市況は毎年、刻々と変化していきますので、
現在の不動産市況にあったご提案を売主様、買主様できるように
市況の動きには最新の注意を払ってきます。
また、気が付いた事がありましたら、ブログでお伝えしますね。
大西 晋平