2019年 路線価発表! 松山市の動きについて
毎年7月1日は国税局から、路線価が発表される日です。
路線価とは相続税や贈与税の算定基準となる
土地価格の指標で、市街化区域内の物件で、
公道に面する物件の前面道路の価格を算出した
ものです。
毎年、同じ道路の路線価が発表される事で、前年との
比較が出来、地価相場の動きとして参考にする事ができます。
愛媛新聞にも掲載されてましたが、路線価や公示価格
については、市内中心部については、ホテルや分譲マンション
等の建設ラッシュにより、ここ数年は価格上昇の傾向が
続いておりますが、中心部から離れた郊外の住宅地は
今年も緩やかに下落しており、物件の所在地で価格は2極化
されているのが、松山市内の現実です。
今後もこの傾向は止まりそうにありません。
私が最も気になるのは、弊社の目の前にある道路の路線価
です(笑)、国道33号線とその南側道路の路線価については
必ず毎年確認しております。
弊社の敷地は東側は国道33号線沿で、南側が松山市道です。
弊社のある松山市東石井6丁目4-44の結果は、
平成30年度
国道33号線沿い 105,000円/㎡
南側道路 83,000円/㎡
令和元年度
国道33号線沿い 105,000円/㎡(昨年と同じ)
南側道路 82,000円/㎡(▲1.2%)
でした。大通り沿いは横ばいで、通常道路は1.2%の
下落でした。ガーン、下落傾向でした。悲しいですね。
インターネットにて、誰でも確認できるので、ご自宅の
周辺をぜひ調べて頂き、地価動向の参考にされてください。
大西 晋平