消費税増税が近づく前に不動産売却において考えておく事
6月に入り、松山市内で不動産売却の
ご相談が増えております、有難うございます。
消費税増税開始の10月1日まで、残り4か月
を切りました。それを見越して、不動産売買取引において
新たな動きが生まれ出すかもしれません。
売主様にとって、不動産の売却に関して、消費税増税が
影響する事は以下のような事が考えられます。
◎不動産業者にお支払いして頂く仲介手数料
◎古家を解体して販売する時の建物解体工事代金
◎土地家屋調査士に依頼する測量関係費用
(一部非課税もありますが)
◎司法書士に依頼する売渡証書作成・抵当権抹消の費用
などが、上げられます。
我々、不動産業者にとって、消費税増税で大きく影響される
のは、宅地分譲する時の造成工事費用や中古住宅や
中古マンションの建物分(土地は無税)に関しては消費税
負担があり、増税により、負担額が増える事より、原価が高く
なりますので、販売する時には、その事を考慮した販売価格に
しなければならない可能性があります。
メディアでは、消費税増税を延期するべきという意見も
多いですが、今のところ予定どおり、実施されそうですので、
それを見越した動きが、不動産売買取引で発生するのか
注意深く見ていきたいと思います。
大西 晋平