松山市不動産市況について今感じる事とは?
現在、リビング椿は売買仲介営業が6名体制で
お客様をフォローさせて頂いております。
売買仲介業の仕事とは、売主様のお世話か
買主様のお世話をさせて頂き、規定の仲介手数料を
頂く手数料商売です。
このところ仕事をしていて、特に感じる顕著な
傾向はお問合せが多い物件とお問合せを全く頂けない
物件とその差が激しいという事です。
お問合せが多い物件には、しっかり活動すれば自然に
お客様が増えて行きますが、そうでない物件は既存の
お客様にご紹介してもなかなかお客様の関心を
持って頂けません。
ある意味、同じような物件をお探しの方が多く、
市場の偏りを感じます。
弊社の購入希望のお客様の内、約65%位が
HPやポータルサイトなどのインターネットによる
集客です。しかも、弊社それだけに拘らず、
重点エリアをしっかり決めて、チラシや看板、雑誌への
掲載も広告費をかけて実施しておりますが、同じように
販促費用をかけて行っても結果が全く違うのが、
今の松山市の不動産市況です。
お問合せが多い物件は、販売開始して1ヶ月以内で
購入申込みを頂く事もございますが、
お問合せがない物件は1か月間、残念ながら1件も新規の
お客様からお問合せを頂けない事がございます。
現在、最も不動産を購入されているお客様層は
20代後半~30代半ばの一次取得者と
60代の住替えによる二次取得者の方です。
これらの方がお探しされている物件で、現在の
市況にあった金額の物件は、お問合せが多いですが、
それ以外の物件については、売却がなかなか難しく、
途中に価格値下げなどを繰り返し、なんとか成約に
なっている感じです。
販売を開始して、約1ヶ月位で物件の手ごたえが
分かるようなはっきりした市場だといえます。
これが市場の「2極化」という訳です。
今後、ますますこの傾向は拍車がかかる事が予想され、
郊外の不動産につきましては、地価上昇も考えずらい
ですので、ご所有されている物件で今後活用されない
不動産については早めにご売却される事をオススメ
致します。(安定した収益を見込める物件は別です)
今後の松山市不動産売却の参考にされてみてください。
大西 晋平