2025年公示価格の発表で思う事

昨日は祝日という事でお問い合わせは
さほどでもありませんでしたが、
それでも、物件見学やご売却のご相談を
頂きまして有難うございました。
3月も後半になりましたので、これからは
ご契約予定の案件と物件のお引渡(残金決済)
業務を中心に進めていく事になります。
先日、全国で公示地価が発表になりました。
毎年、同じ場所の公示価格が発表されますので
前年と比較した地価の推移がよく分かります。
必ずしも公示価格と我々が取引をさせて頂く
実勢価格の動きが一致するとは限りませんが、
2025年の公示地価では一定の傾向を把握する
事が出来ました。
松山市内で商業系用途と市内中心部に近い住宅地
の公示地価は横ばい~1.2%までの範囲で
上昇しているエリアが多く、住宅地の郊外は良くて
横ばいでむしろ1.7%までの範囲で下落して
いました。同様に松山市以外の周辺の市町は
よくて横ばいで、2%以上下落している地域も
ございました。
このブログでも日頃お伝えしておりますように
地価が2極化した動きになっております。
インフレ経済下ですが、必ずしも全てのエリアで
地価が上昇している訳ではなく、下落している
地域が沢山あるのが、地方圏の不動産価格です。
これらの公的な地価動向の発表と、実務で感じる
その地域の相場観を両方を考慮しながら、弊社は
お客様に価格査定をさせて頂いております。
ぜひ、今後の参考にして頂ければと思います。
大西 晋平