不動産会社としては、やはり今後の金利動向が気になります!
夏期休暇が終了し、通常シーズンに戻りましたので、
これから松山市内の不動産が活性化していく事を
期待しております。
不動産売買仲介におきまして、今後最大の焦点になって
くるのは、金融機関の貸出金利の動向です。
これには2つの側面があり、弊社が物件仕入資金として
お世話になる時に調達する借入利率と、個人のお客様が
物件を購入される時の住宅ローンへの貸出金利です。
いずれも上昇していく事は間違いないですが、問題は
どのくらいの期間でどのくらいまで利率が上昇して
いくかです。ずっと低金利が常識でしたが、その概念が
完全に覆される事になりますので、不動産業にとっては
転換期をむかえる事になります。
インフレに基づく金利上昇局面では、早めに資金を
調達しておいた方が、優位に資金を使えますし、
住宅ローンにおいては、月々の返済額が上昇する
という事はお客様にとっては物件価格が上昇した事
と同じ事になります。又、金利が上昇すると融資審査の
基準が厳しくなる事も予想できます。
それらの事をご理解頂き、今のうちにマイホーム取得に
動かれるお客様が増える事を期待しております。
今後のお客様情勢には特に注目したいと思います。
大西 晋平