松山市内における中古分譲マンション市況について
毎年、中古分譲マンションの売買仲介取引は
移動の時期である2月~3月が最も多く、
4月以降は下火になっていきますが、今年に限っては
4月以降も比較的、顕著な動きで推移しています。
以前は少なかった、住み替えによるマンション売却が
増える事で、市場に中古マンションの物件が供給される
事になり、新築マンション価格が高騰の一途を辿って
いますので、中古マンション市場に目を向けられている
のだと思います。
とはいうものの、中古マンション市況でも価格3,000万円
を超える物件をお探しの方は限定されますので、1,000万円~
2500万円位までの価格帯が良く取引になります。
今後も鉄筋コンクリート造りの建築費はますます高騰して
いく事が予想され、新築価格は高止まり、あるいは更に上昇
せざるを得ない状況ですので、まだ割安感がある中古マンション
市況が注目されるのかも知れませんね。
立地の良い中古マンションは買いだと思います。
大西 晋平