3月は不動産売買が多い月でしたが、それでも今後に不安を感じます
３月３１日。本日でイエステーション主催の
セールスコンテストも最終日です。
１か月間、社員の方は頑張ってくれた事に
感謝の気持ちで一杯です。
できる事をやり遂げて、３月を終了したいと
思っております。
１か月間、通常月よりも契約件数を伸ばして
終える事が出来たのは良かったのですが、
私自身は少し違和感の感じる１か月でした。
リビング椿は、物件のエリアや種別でお客様
担当を分けているのですが、中古分譲マンションの
動きが例年の繁忙期と異なる結果に感じたから
です。
それは、新築分譲マンションは原材料費、人件費の
高騰により、販売価格の上昇から売れ行きが停滞
しているマンションが出てきているのは良く分かる
のですが、弊社がメインで取り扱う中古分譲マンション
もそれなりに契約は締結させて頂いたのですが、
１,５００万円を切るような物件でも、弊社が想定する
ようなペースで成約に至らなかった事に疑念を感じて
おります。
今までは、１,５００万円を切る価格帯の中古マンション
は確実に成約に至っておりましたが、お問い合わせは
それなりに入るものの、成約に至らないケースが増えて
おり、買主様が今後の不動産購入に対して、やや慎重に
なられている感が否めません。
実需に直結する、家賃並みで支払いできる居住用物件は
いつも底堅い動きをしていたのが、もしかしたら
崩れつつあるかも知れませんので、４月以降、物件の動き
には最新の注意を払い、商品づくりをしていこうと
思う次第です。
不動産市況は、富裕層、あるいは業績の良い法人様は
積極的に物件を買い進め、普通の方は購入にかなり慎重に
なりそうな、そんな予感がプンプン匂う今日この頃です。
残っている物件をどう成約に導いていくか、４月以降は
社内で作戦会議が必要そうです。
大西 晋平
