松山市4月以降の不動産流通の動きを見据えて

3月も気が付けば最終週となりました。
今週は年度末の月末という事もあり、
物件のお引渡と月内最後のご契約に
時間を割かせる事になりそうです。
大切な節目の週となります。
特に平日最終日の29日はご契約と
残金決済が社内でも集中しており、かなり
バタバタしそうな予感がします。
不動産会社がこの状況ですので、金融機関様は
決算月の最終日になりますので、大変な1日
となりそうです。
それにしても気がかりなのは、不動産売却を
ご検討されるいる売主様からのご相談はかなり
の数を頂いているのですが、物件を購入されたい
買主様の勢いを感じる事ができない事です。
地域や商品によって異なりますが、
売主増で、買主減になりますと、需給のバランスで
一部の地域を除くと、価格は下がる事になります。
インフレの影響を受けて、不動産価格も上昇を
期待しますが、四国のような地方圏では、買主様
が増えませんので、地方圏の会社でも賃上げが実現
しない限り、今後も価格は下がる事が予想されます。
おかげ様で、リビング椿が売主として販売させて
頂いている自社物件は長期在庫物件は一つもない事は
4月以降を見据えても心強い事ですが、繁忙期は3月
で終了しますので、買主様減により、相場がこれから
変化していく事も十分に考えられます。
経済情勢に合わせた商品づくりを行い、長期在庫を
生まない自社物件づくりを今後も目指して参ります。
大西 晋平