売買仲介業の仕事をしていて最近私が感じる事
昨日のブログで3月に入り、松山市内では
中古住宅の売物件が多くなった事をお伝えさせて
頂きました。早速、物件情報更新を昨日も
させて頂きましたので、詳しくはリビング椿HPを
ご覧ください。
さて、毎年1月~3月は不動産購入希望のお客様から
最も多くお問い合わせを頂くのですが、今年の傾向を
見ると、土地と分譲マンションをお探しの方は多いのですが、
中古住宅をお探しのお客様からのお問合せが例年より
少ない気がしております。
リビング椿で売買仲介のご契約をさせて頂くお取引の内、
約95%が居住用の土地・一戸建・分譲マンションです。
その内、初めてマイホームを取得される(一次取得者)方は
20代後半~30代のお客様が圧倒的に多く、この方々で
購入者の約7割以上を占めます。
そんな中、以前よりも地価が下がり、住宅ローンの金利が
下がった事によって、中古住宅を購入されていた方々が
予算を伸ばしても、金利が低い為に、新築予算でも
月々の返済をこなせる為、土地をお探しの方が増えている
ような気がします。来年10月の消費税増税(10%)を
見越した動きかも知れません。
だから、そのお客様がお探しの価格帯の売土地は早期成約
になります。
建築業者様もかなり受注をされていて、忙しいのでは
ないでしょうか?
一方、中古住宅の場合には、お客様の立場から考えますと、
価格が安い事は魅力ですが、リフォーム内容も考慮して
購入を決定する必要があります。
物件によって状態がまちまちで、築浅の建物なら、
価格が適正ならば、現状のままで、問題なく成約になりますが、
それ以前の建物はリフォームと一体で考えないといけない為、
決断をされるのに時間が必要なのだと推測します。
リフォーム工事はますます、需要が高まるのではないでしょうか?
弊社も、建築士が在籍しており、リフォーム工事を直接受注
できますので、現在工事をさせて頂いている今在家の物件のように
物件を横流しで仲介をさせて頂くだけでなく、リフォーム工事も
からめたご提案ができれば、中古住宅を流通させる事ができると
考えております。
不動産売買仲介と不動産買取のイメージが強いリビング椿ですが、
建築士件、現場監督も在籍しており、リフォーム工事も直接受注
できますので、ワンストップサービスでご提案できる売買仲介業を
今後目指していきたいと思います。
大西 晋平