不動産市況は地域間格差がございます。松山市は?
毎年3月は不動産売買契約が最も増える月で、
2月からその兆しが見えるのですが、今年に
限っては、既にご契約予定のお話を頂いている
案件はございますが、例年の程の忙しさを
実感できていない事にやや不安を感じております。
先日のブログでもお伝えしましたが、
日経平均は史上最高値をつける事になりましたが、
一般の方に今の景気動向について質問したところ、
7割以上の方が、以前よりも悪くなっていると回答
されているようで、株高とは違う、実態経済の状況
が不動産の取引に影響を及ぼさないか心配している
ところです。
中小企業が多い、地方圏の都市ではインフレに所得の
上昇が追いついていない会社がほとんどの中、円安の
影響もあり、物価が上昇がとどまる事はなさそうですので、
日本人は出費を抑え、来日外国人はどんどんお金を使う、
日本人にとっては寂しい状況のような気がします。
同じ不動産でも東京や福岡、熊本のような地域は
地価上昇でも購買意欲も強く、活性化された市場ですが、
松山市内ではそんな特別な動きはないように感じますので、
不動産会社にとってはしばらく辛抱のしどころです。
不動産は地域性が大きく影響しますが、弊社は松山市
が商圏ですので、市場の状況にあった新物件をできるだけ
ご用意して、ご注目頂けるように、物件獲得に全力を上げて
参ります。まだまだこれからです。
大西 晋平