松山市郊外や近郊の市町は不動産売却がますます増えそうな予感がします
後、10日もすれば、梅雨明けするのではないかと
勝手に思っている私ですが、このところほぼ毎日
何かしらの不動産売却相談もしくは査定相談に
対応させて頂いており、潜在的に不動産売却をお考え
のお客様が増々増えている事を実感させられる毎日です。
勿論、ご相談だけでは弊社に販売をお任せ頂く訳では
ございませんので、実際に物件化されるのはその一部
になりますが、それでも相談数が多いという事は
今後、売物件が増えていきそうな事は誰にでも予想が
できる状況です。
東京都心のような地価上昇地域は、保有しておけば、
地価高騰の恩恵を受けられますが、弊社の商圏である
松山市内では、地価高騰が見込まれるエリアがほとんど
ございませんので、ニュースの情報とは異なり、良くて
地価は横ばい、緩やかにしても下落が進む地域の方が
多いのが現実です。
不動産は、地域性がありますので、それを念頭に入れて
資産形成をする必要があります。
地方都市は、人口減ですし、熊本のTSMCの誘致のような
事が起これば別ですが、新駅が出来たり、特別な都市整備
事業でもない限り、下落傾向で考えておくべきだと思って
ます。需給の需要が増えない地域は地価は上昇しません。
となりますと、現在、不動産売却をお考えのお客様の
考え方は、とても正しいと思いますので、街中の物件や
一部の分譲マンションでない限り、早く売る事=高値成約
に繋がると思われますので、今後もご相談は増えるのでは
ないかと思ってます。
問題は、買主様で、今のインフレ経済状況下で、何処まで
不動産購入について来れるか、これが大きな問題です。
弊社も売主として、これから新たな商品を市場に出していこう
と思ってますが、いかにお客様に興味を示していただける
ような物件作りをしていかないと、成果に繋げる事は難しい
ですので、市場の動きをよく見て、商品づくりに励んで
いきます。不動産会社は目利きが大切ですね。
大西 晋平