不動産は商圏によって動きが異なります。
ニュースやyoutubeを見ていますと、東京都心部
では、新築分譲マンションの価格が高騰しており、
日本人が購入するのが難しい代わりに、外国人の方
は、高値でも購入してケースが増えているようです。
弊社の商圏である、松山市内では、確かに新築分譲
マンションの販売価格は原材料費や人件費の高騰に
より、販売価格が上昇している事は同じですが、
売れ行きとなると、私の肌感覚で恐縮ですが、棟数が
増えている事もあり、以前よりも完売に至る期間が
長くなってきているような気がします。
松山では、都会程、外国人が不動産を購入する商圏に
今のところはなっていませんので、買主が限定される
為、売れ行きが異なるのだと思います。
また、我々が日頃、取り扱いをしている土地・新築建売
中古住宅・中古分譲マンションにおいては、お問い合わせ
が入る物件と全くお問い合わせが入らない物件と
2極化しており、以前ほど不動産購入希望のお客様が
いらっしゃらない市況感を感じて、業務にあたっております。
同じ日本でも東京のような大都市と地方圏では、全く
異なる不動産市況である事を、認識して、弊社の商圏の動き
を正確に見極めて、商品化する必要があるとあらためて
感じた今日この頃です。
大西 晋平