現在の松山市内の不動産売買における動きについて気が付いた事
リビング椿では、毎月１回物件情報のメンテナンスの
為に、物件確認を実施しております。
物件確認とは、同業他社様から頂いた物件情報が
未だ成約になっていないか、あるいは販売価格が
変更になっていないか確認するメンテナンス作業で、
一連の結果を、弊社事務員が集計に、お客様担当が
その情報を共有するようにしております。
当然、私もその情報は生きた実際の情報になりますので、
今月はどれくらい成約になって、どんな物件がよく売れて
いるのか市場調査の参考にしております。
そんな中、今月も特徴的な結果が出てましたので、
ぜひ皆様にお知らせさせて頂きます。
結論から申し上げますと、中古住宅、中古分譲マンションは
まずまず堅調な成約実績でした。一方、売土地については
成約件数が減少しており、新規分譲地を除いた売土地は
成約に苦戦している事が読み取れました。
また、新築建売住宅も契約件数が減少しており、価格変更
値下げをしている物件がかなり増えているのが特徴的でした。
私が以前から想定していた結果になりつつあります。
このインフレでありながら、一部の企業を除いてなかなか
賃上げを出来ない状況では、市場のお客様が購入したいと
思われる、物件の選択肢が狭まっていくのは当然な事です。
我々の業界にとって、しんどい事ではございますが、
民間企業は、変化に気づき、お客様に必要とされる商品や
サービスを供給するできなければ、続けていきませんので、
市場の動きには細心の注意を払い、商品を提供できればと
思ってます。
今後もこのブログでは、いきた情報をお伝えできればと
思っておりますので、時々ご覧になってみてください。
大西 晋平
