松山市内を移動していて最近気が付いた事
松山市内を移動していて、気が付いた事について
お話します。
私は普段は、事務所で仕事をしている時と外出して
いる割合がほぼ半分ずつですが、毎日何かしら
どこかには出かけております。
ほとんどが松山市内を移動になるのですが、色んな
場所を車で移動していて、2つの事に気が付くように
なりました。
①大型のビルや賃貸マンション、店舗の取壊しが
急激に増えている事
②店舗用地沿いの小型店舗の空テナントが徐々に
増えている事
いずれも不動産に関係する事ですので、仕事柄、
私の感度が働くのですが、建物を利用して商売を始め
ようと思われる方が、段々と少なくなっているのかも
知れません。とても気掛りな傾向です。
通常、街中のビル用地や店舗用地を取壊しする際は、
新しく大型建築物の建設を期待したいところですが、
大街道の南口の目の前のように、折角建物解体をした
としても、コインパーキングにするケースがとても
多い気がします。
建物を建てるよりも、駐車場経営の方がリスクが
少なく、賃料収入が安定しているからだと思います。
松山市のような地域経済が活性していく為には、
商業地には、ガンガンとビルや店舗が建築されて
ほしいのですが、なかなかそのような馬力のある企業が
少なくなっていますし、街中で大きな建物を必要とする
業種が少なくなっているのかも知れませんね。
現在のように、あらゆる資材が高騰している状況では、
建設ラッシュという訳には行きませんが、不動産取引の
活性化や建設は動くお金が大きく、地域経済に与える影響も
大きいですので、街づくりと一体化して、活性化できる
ようなプロジェクトが取れればいいのになあと、空地や
空テナントを見ながら感じる毎日です。
大西 晋平