リビング椿10月の物件の動きについて傾向があります
10月も残すところあと4日となりました。
社内では何件かこの週末にご契約の話を
頂いており、各担当はそれぞれご契約の準備を
進めているところです。
今月は3ケタから1,000万円台の手堅い物件が
よく動きました。
一方、3,000万円を超えるような高額帯の物件に
ついては、お問い合わせが減少傾向にあります。
本当は物件が偏ることなく、均等に動く方が、市場の
流動性が高い事を表しますので、本当は良いのですが、
今の時期は、景気不透明感で生活防衛の意識が高まって
いる時ですので、無理なく購入できる価格帯の物件が
動く事は、当然の流れだと思っております。
不動産流通の世界では、1年前に正しかった事が、
今になると通用しない事がよくあります。
弊社も物件を仕入して売主として販売させて頂く事が
よくありますが、その時流に添った商品を作って行かなければ、
市場のお客様に支持して頂く事はできません。
物件のニーズが刻々と変化していきますので、物件の
見極めが重要です。
巷では、全国的に建設業の倒産が増えていると聞いてますが、
建設業が難しいのは、大金が動くので資金繰りが大変な事と、
プロジェクトに関わる期間が数年かかってしまいますので、
経済情勢の変化に対応しづらい事だと思います。
それに加えて、現在のような材料急騰になると、適正な利益を
確保する事は至難の業だと思います。
これからが経済が大変になるといわれていますがが、
不動産を必要とされるお客様は沢山いらっしゃいますので、
お客様に必要とされるサービスや商品を提供できるように
知恵を絞って取り組みしていきたいと思います。
大西 晋平