不動産売却に伴う建物解体工事について。今後ますます増加の一途を辿りそうです!
週末が終了しました。
先週末は社内でご契約を締結させて頂く機会が
多く、実りのある週末になりました。
お客様のおかげです。有難うございました。
本日のブログは、不動産売却に伴う建物解体工事
について取り上げてみます。
何度もこのブログではお伝えしておりますが、
所有者様が不動産売却をされる理由で、現在最も
多い理由は相続がらみによる売却です。
つまり、相続によって取得したものの、自分達では
利用しない遊休不動産を売却するケースです。
相続物件ですので、建物が付いている場合は、築年が
経過した建物が必然的にお送ります。
具体的に申し上げますと一戸建の場合、昭和40年代、
50年代築の物件が多く、築35年~40年超経過して
おりますので、今までに定期的にメンテナンスを入れて
こなかった建物は白蟻の食害や雨漏り、建物の傾きが
発生している事が多く、今後の継続利用が難しい為、
建物解体して、土地として売却する事になります。
上記のような不動産売却相談が年々増加しておりますので、
弊社では建物解体業者様に見積もりを依頼して、解体費用
のご提案もしながら、ご売却方法を一緒に考えております。
それにしても、建物解体に関するお見積り依頼は年々増えて
おり、解体業者様は、不動産会社よりもよほど忙しくて、
商売繁盛されているのではないかと個人的には思っています。
そんな中、今年の4月より、大気汚染防止法によって、
建物に含まれている可能性のあるアスベスト含有に関する
事前調査が義務付けされるようになり、建物解体着手前
には、アスベスト調査の実施が必要になりました。
専門調査会社に調査依頼する事になりますので、解体費用とは
別に調査費用が約10万円位必要になります。
調査費用だけで済めばよいのですが、もしもアスベストが含有
している建物でしたら、建物解体金額は価格が跳ね上がる
事になりますので、注意が必要です。
今後、郊外の土地価値のない古家や、解体費用が高額になる
街中の高い建物は、大きな問題になりそうです。
日本では、建物に限らず、橋や水道管、排水管等のインフラ
がかなり老朽化してきており、日本各地でやり替え工事の必要が
発生すると思われますので、この業界の方はこれからますます
お忙しくなるのではないかと個人的に思ってます。
リビング椿では、不動産売却相談と共に、建物解体費用の
お見積りも取らせて頂いておりますので、お気軽にご相談を
頂ければと思います。
これから、建物解体業は成長産業になりそうですね。
大西 晋平