弊社のお取引状況から見た松山市内の不動産市況について感じる事
9月に入り、やはり商談の話が増えて来ました。
売主様から新たに販売をお任せ頂く物件も増えて、
各担当は成約実現にむけて活動をさせて頂いて
いるところです。
今月に入り、何件かご契約を締結させて頂きました
が、お取引物件の内容を見ていますと、お探しの方
が多い価格帯の物件がよく動いているように感じます。
一方、今年の春先のように、高額帯の物件については、
商談が入るケースも少なく、やや成約に苦戦している
印象を受けます。市場が2極化している感じです。
弊社の場合は、お取引物件の90%以上が、居住用
不動産ですので、余計にそれを感じるのかも知れません。
不動産売買仲介においては、一戸建や分譲マンションの
一室の売買の場合、弊社のお客様担当がお客様をリード
させて頂き、お話をまとめていくのですが、土地に関して
は弊社の担当よりも、建築会社様からのご紹介によって
決まるケースが多いのが実情です。
その為、弊社では建築会社様とはなるべく良縁でお取引
をさせて頂けるように良好な関係を築かさせて頂けるように
気を付けております。
先日、このブログでもお伝えさせて頂きましたが、建築費
高騰の中でも、住宅地を探されている個人のお客様はまだ
まだ多いようで、建築会社様からは土地情報の提供を強く
ご希望されておりました。弊社にとっては心強い限りです。
世界情勢が大きく変革する中で、松山市の不動産流通に
どのような影響が出るのか、私では知る由もございません
が、市場を常に観察し、市場の変化に対応できるような
心構えは常に持っておこうと思ってます。
特に自社物件事業については、積極的でありながらも
長期在庫を残さないように、現場の声を大切にしながら
お客様に支持して頂ける商品を作っていきたいと思います。
大西 晋平