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令和4年7月 私が感じる松山市不動産市況について

梅雨も明けて、不動産も夏相場に突入しました。

猛暑の時期は、人の移動が減少しますので、

不動産業界にとっては、芳しくない季節ですが、

暑さに負けずに乗り切って行きたいと思ってます。

先日、7月1日に令和4年度の路線価が発表されて

いましたが、路線価格とは別に、現在の松山市内の

不動産市況について、私が感じる事を少し述べさせて

頂ければと思います。今回の不動産とは、居住用物件を

対象とさせて頂きます。

最近も、建築会社様とお打ち合わせをさせて頂いた

限りでは、どの会社様もお問い合わせが多く、お忙しい

状況が続いているようなお話を頂きましたが、私の肌

感覚では少し異なります。

今後どうなるかは勿論分かりませんが、松山市内の

不動産流通においては、今年の3月までが一つのピーク

だったと思っております。

4月以降、不動産購入希望のお客様は少しずつ減少傾向

にある気がしております。

また物件の動きにつきましても、以前とは異なり、

現在は高額帯の不動産は動きが鈍くなっており、あれほど

活況だった、高額帯の中古マンションでも、以前より

商談スピードが遅くなっている事を実感しております。

一方、標準的なお客様が購入しやすい価格帯の土地、中古住宅、

中古マンションについては、顕著にお取引が推移しています。

但し、築年数の経過した中古物件は、市場に売物件が増えて

いるにも関わらず、古い物件を購入されたいお客様が減少傾向

にありますので、成約するには期間を要し、販売にやや苦戦

しております。

あくまで、私の考えで恐縮ですが、私が注目しているのは、

現在、松山市内では建売住宅販売に取り組む会社様が増加して

おりますが、この建売住宅の販売ペースが鈍くなり、商品在庫

が増えてくると、不動産市況の転換期に入り、流通の仕方が

変わっていくのではないかと個人的に思っております。

弊社では、建売事業には取り組んでおりませんが、どんな

不動産市況になっても、臨機応変に対応できるように、あちら

こちらの不動産情報にアンテナを張り巡らしているところです。

市場の転換期が訪れる可能性はございますが、小さくまとまり

過ぎずに、再販売できそうな物件については、弊社直接買取も

含めて、積極的に動き、市場に商品を供給していていきます。

HPの物件情報更新では分からない、生の動きをこのブログでは

皆様にお伝えできればと思っておりますので、良かったら

このつたないブログをちょくちょくと覗いてみてください。

 

大西 晋平

松山市不動産.COM(リビング椿HP)はこちらから

 

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