松山不動産.COM > 社長ブログ > 松山市より郊外の不動産売却は年々難しくなっている事を実感しております。

松山市より郊外の不動産売却は年々難しくなっている事を実感しております。

今月に入って、お客様より不動産価格査定の

ご要望を頂く事が増えており、先日、一通り

それぞれのお客様にご提案をさせて頂いたところ、

その内の何件かについて、私が担当で販売をお任せ

頂く事になりました。有難い事で、感謝しております。

早速、物件資料やチラシも準備して、より多くの方に

物件情報が目に付くように、情報公開をさせて頂き、

少しでも高値で成約できるように頑張りたいと思います。

さて話はかわり、以前でもこのブログでお伝えしたとおり、

現在不動産売却に関して、最もご相談を頂く相談理由は、

相続がらみによる遊休不動産の売却を考えられるケースですが、

現在のご相談数の推移を見ていますと、今後もますます

相続が関係する不動産売却のご相談は増えていくと

感じます。ご自宅を所有されている方にとって、別の不動産

は収益を生んでいないと、維持管理が難しいからです。

維持管理するには、固定資産税だけでなく、火災保険で

あったり、除草作業、庭木の剪定など、様々なコストが

掛かります。そして、それらの費用がやっかいなのは、

毎年かかってしまうという事です。

人口が減少していく世の中で、松山市内(旧市内)の

建築可能な物件であれば、今のところは問題なく売却

できますが、松山市内でも山手の方や、周辺の市町に

なると、そのエリアで購入希望のお客様が減少していく

事が予想される為、売却を実現するのは年々難しく

なっていきそうです。

今月はたまたま、東温市と砥部町の売却相談を頂く事が

多いのですが、もしかしたら偶然ではないかも知れません。

人口増加が見込めない地域は、需要と供給を考えると、

地価が下がっていく事が自然な動きだと思いますので、

特に郊外の遊休不動産をご所有の方は、お身内の方で

物件を引き継いでいかれる方がいらっしゃらないよう

でしたら、一度換金されて別の形で資産形成を考えられる

事は、とても賢明な判断だと感じております。

おそらく郊外の物件について、今は、相場が緩やかに

相場が下がっているの状態から、相場が確実に下がっている

状態になり、その内、買手がなかなか見つからないという

エリアも近い将来に出て来てしまうかも知れません。

特に古家付きの場合は、売却するのに解体費用を考慮して

おく必要もございますので、要注意です。

同じ松山市内でも、中心部と郊外では、物件の動きが全く

違う事をまず知っておく事だけでも、ご自身の資産形成の

上で、大切な事ですので、長々とブログでお伝えさせて頂きました。

 

大西 晋平

松山市不動産.COM(リビング椿HP)はこちらから

 

関連記事

無料会員登録で未公開物件情報をどこよりも早くゲット!

741
0

会員登録はこちら

リビング椿
〒790-0932
愛媛県松山市東石井六丁目6番44号
ページ上部へ戻る