住宅ローンの金利について思う事
昨日は、六曜の大安の為、縁起が良いとされて
いる日でしたので、ご契約がございました。
本日も週末ですので、ご契約の予定を頂いて
おり、有難い事です。
６月は５月よりも物件は動いている気がします。
話が変わりますが、現在私が最も気掛りな事は、
住宅ローンの金利動向です。
全世界の至るところインフレにより、金利上昇が
止まらない状況ですがが、日本だけは日銀の国債
買い入れにより、金利を抑えたままですので、
住宅ローンの金利も、こちらの地方銀行ではほとんど
変化しておりません。
しかし、日銀の政策がこのままの状態を継続できるか
は、かなり厳しいと思っていますので、日本でも利上げが
いつか起こる事は視野に入れておく必要がありそうです。
そうなると、当然、住宅ローンの貸出金利が上昇する
事になり、我々の業界にとっては死活問題になります。
利上げにより、不動産購入希望者が減少してしまう事に
なりますので、その事を一番恐れております。
今のところは、市場の明らかな変化は感じておりませんが、
金利上昇となると、状況は一変していきますので、
注意が必要です。
私がこの会社の代表になってから、利上げの局面は
ほぼ、なかったに等しい状況でした。
とても恵まれていたのだと思います。
買主様にとっては、金利が上昇していない今の内に
不動産を購入される事は賢い選択の一つだと思います。
今後、どうなるか分かりませんが、市場の変化を敏感に
感じて、カメレオンのように変化に対応できるように
商品在庫を多く残さずに、身軽に動けるようにしておく
事が、今の市況で大切な事かも知れませんね。
大西 晋平
