新規分譲地における工事原価の上昇について
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梅雨入りが近づきつつある今の時期ですが、
造成工事中でした松山市祝谷五丁目土地の
造成工事がようやく完成しました。
現在、購入申込みを頂いておりますので、
無事にご契約できれば、完売となります。
一方、砥部町宮内につきましては、
既に全区画ご契約を締結させて頂いておりますが、
造成工事はまだ続いている状況です。
これから梅雨時期になりますと、造成工事を
進める事ができなくなりますので、今のうちに
出来る進めておきたいところです。
昨今の物価上昇は、造成工事代金におきましても、
大きな影響を与えております。特にコンクリートと
鉄筋の価格がかなり上昇してますので、以前よりも
確実に工事原価が上がってしまっております。
この流れは、今後も続く事が間違いないと思われます。
リビング椿では、今まではお客様に対する自社物件の
販売価格は工事原価の値上がりを考慮せずに、据え置き
価格で販売させて頂いておりましたが、今後に発生した
造成工事物件については、価格転嫁させて頂く事も
視野に入れなければならないと思っております。
市場の動きを見ながら、弊社にとって利益を確保しながら、
お客様にとって最適な選択が取れるのか考えて、
次のプロジェクトでは、新規分譲地を作っていきたいと
考えております。
今のところはその次の計画が予定されていないのが、
もどかしいですが、時を経て、工事原価がどのように
推移しているか注目していきたいと思います。
大西 晋平