何もかもが値上げに・・・・・恐ロシア
日常生活で、様々なお店に足を運びますが、
それにしても、行く先々で「値上げ」の話しか
耳にしません。
こんなに何もかも一斉に値上がりしていくのは、
経験した事がありません。
先日、昼食をとった飲食店は、昨年末に値上げに
なってから、この3月も値上げになりました。
私がよく行くクリーニング店も、先日、値上げに
なりました。
弊社が、チラシで使用する紙代も2,500枚あたり
でなんと500円近くも値上がりになりました。
造成業者さんからは、4月以降から土地の造成工事
に必要な生コン代が値上がりになる話も聞いてます。
又、材木もロシアの事情により、価格が高騰してます。
まさに泣きたくなりますね。
こんなに値上げが生じると、理解しておけなければ
ならない事が2つあると考えます。
①今回の値上げだけではく、情勢によっては、再値上げ
、再再値上げもまだまだ考えられる事
②一度、上がった値段はもう元には戻らない事
企業の業績が上昇していれば、賃金上昇でこれからの
値上げをカバーできますが、ほとんどの会社はそれ
どころではありませんので、給与を増額したくても
なかなか簡単にできません。
インフレどころかスタグフレーションになりそうで
恐ろしいです。
つまり、実際に使えるお金が減少する事になりますので、
見通しは明るいとは決していえません。
鍵は、原油の価格につきると思いますので、早く交戦が
終わり、(交戦だけが原因ではありませんが・・)
原油価格が従来の価格に戻らない限り、物価は上昇の一途を
辿りそうです。4月以降は要注意ですね。
経営者にとって、こんな恐ろしい事態はありません。
経費増をどうやってカバーしていくのか、新たな経営課題を
突きつけられておりますが、社員と協力して乗り越えて
いきます。
大西 晋平