いつの間にかの出来事が身近に増えております。
2月に入り、繁忙期に入っておりますので、
会社と自宅の往復の生活を送っております。
気が付けばいつの間にか、冬期北京オリンピックが始まり、
椿さんも開催されておりますが、コロナ禍による影響を
受けておりますので、いつものような気分の高揚感を持てず、
淡々と毎日が過ぎてしまっているような気がします。
なんだかもったいないですね。
本当は、イベントを楽しみたいところですが、
世界のニュースを見ていると、ロシアとウクライナの
情勢により、ヨーロッパを中心に原油価格(エネルギー価格)が
著しく上昇しており、世界中で資源高になっております。
日本でも気が付けば、ガソリン代や電気代の値上が始まっており、
食品価格も一部で高騰しております。私は、昼食は外食する事が
多いのですが、多くの飲食店で値上がりになっております。
現在のこの程度ですめばいいのですが、上記以外の商品価格も
上昇していくと、我々の不動産業にも影響が出てしまいます。
具体的には、弊社が売主として販売させて頂く、分譲宅地や
リフォーム住宅の工事原価が上がる事になりますので、利益を
確保させて頂く為には、販売価格を値上げさぜる得ない事に
なります。現在は、実施しておりませんが、全体の価格が上昇
すれば、考えなければならなくなります。インフレの状態です。
そうなると、金融機関の貸出金利が上昇していく事も
考えられますので、不動産会社にとってはダブルパンチに
なってしまいます。
その分の給与が上昇できていれば良いのですが、
なかなかそうはいかないのが現実です。
早く、地政学リスクが解消され、原油価格が下落して、
物価の安定が望まれます。日本はずっとデフレが続いて
ましたので、インフレになりますと、不動産の動きも変化
してくると思っております。
先を予測した経営をしながら、業績を上げて、少しでも
社員に還元できるように、頑張るしかありませんね。
経営者にとって今年は試練の年になりそうです。
大西 晋平