松山市内で土地の購入をお考えのお客様にとって必見、大切な調査とは?
上記の写真は何でしょうか?
洞窟探検の写真ではございません。
先日の火曜日、私はお客様からご売却の依頼を
頂いている土地に関して、現地立会をして来ました。
目的は、埋蔵文化文化財の試掘調査の為です。
売主様が県外のお客様ですので、私が代わりに
現地立会をさせて頂きました。
ご存知の方は少ないと思いますが、埋蔵文化財とは
分かりやすくいえば、遺跡に関する事であり、
実は、教育委員会がその管轄になります。
今回の物件が、埋蔵文化財の包蔵地域内
(遺跡が出てくる可能性がある地域)に松山市より
指定されていましたので、建築の際に支障がない
ように、松山市教育委員会に依頼をして、実際に
ユンボで試掘を行って頂き、調査して頂きました。
費用は無料です。
掘る深さはケースによって異なりますが、今回は
2.2mと結構な深さになりました。
埋蔵文化財については、もし自分の敷地の下から
発掘されたとしても、帰属は国になりますので、
勝手に土地所有者が処分する事はできません。
松山市内の幾つかの地域では、包蔵地域内に指定
されており、土地を取引する時には、注意が必要です。
不動産売買仲介会社は、土地のお取引がスムーズに
進むように、実はこのような手続きも行っております。
土地を購入されるお客様は、物件概要を確認される時、
埋蔵文化財包蔵地域内であるかは、必ず確認される
ようにしてください。不動産取引において、とても
大切な事ですので、ぜひご理解頂きたいと思い、
皆様にお伝えさせて頂きました。
大西 晋平