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2021年にむけて松山市の不動産売買市況について思う事

今年も残り2か月を切りました。

本年度のリビング椿の営業日は、12月25日(金)

までとさせて頂く予定ですので、実際の期間は約1カ月半

になりました。今年も終わりが近づいて来ました。

この時期、例年では11月中はお客様からのお問合せ状況は

良くも悪くもなく通常どおりで、12月から年末に向けて

減少していくのが例年のお客様の動きです。

今年はどのような動きになるのでしょうか?

ここまでの松山市内の物件の動きを見ていますと、中心部から

離れた郊外や、その周辺市町の居住用物件はやや動きが鈍く

なっているように感じます。また、販売好調な、松山市内の

中古マンションでも価格が3,000万円を超える価格帯は、

新築と競合しますので、やや動きが鈍くなっている気がします。

動きが鈍い状況が継続されるようですと、価格の調整が必要と

される局面が訪れてしまうかも知れません。

一方、1,500万円前後の中古住宅、2,000万円以下の

中古マンションは、底堅く、常にお探しのお客様がいらっしいます。

気になるのは、今年に入り、新築建売販売に参入される不動産

会社、建築会社がかなり増えましたので、来年は新築建売物件が

より増える事になるかも知れません。それによって中古住宅の

売却金額に影響が出る事と、不動産会社による土地の仕入れ競争が

激化する可能性がある事です。

リビング椿では、分譲宅地は買主様がお好きな建築会社で建築

して頂けるように、建築条件なしで販売をさせて頂いており、

今後もそのスタイルを継続したと思っておりますが、

用地仕入れが激化していくと、都会のように、建築条件付の

分譲宅地が増えていく事になるかも知れません。

特に、石井、道後、久米、余戸、土居田のような人気エリア

での分譲宅地では、尚更でございます。

コロナ禍によって、松山市内の不動産市況も少しずつ変化して

いく事が予測されますので、常に市場に目を向けて、お客様に

必要とされる商品を供給できるように、注視していきます。

また、松山市内の不動産の動きについて、気が付いた事が

ございましたら、この場で皆様にお伝えさせて頂きますね。

 

大西 晋平

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