不動産売買仲介業の中で今後影響が出る事について考えてみました
先週に日本全国にコロナウイルスによる
緊急事態宣言が発令された事で、我が松山市内でも
その影響をヒシヒシと感じる1週間でした。
そんな、厳しい経営環境ではございますが、
昨日は、日曜日と一転して、新規のお客様から
お問合せを頂ける1日になりました。
今は平日の方が、仕事に活気があるのかも知れません。
さて本日のブログでは、私が考える、不動産売買仲介
営業に直結する影響する事は何か考えてみました。
まずマイナス面としては、
一部の金融機関様では行員さんの交代制による出勤の
影響で、住宅ローンの審査に日数を要するようになり、
取引を円滑に進めるのに日数がかかる事。
土地を売却する時に行う、隣地所有様との境界測量に
おいて、国・県・市の対応が5/6まではできない場合も
あり、境界立会から登記に至るまで日数を要する事。
全国企業である不動産会社様・建築会社様の一部では
在宅勤務にされている事により、取り扱い出来る物件が
一時的に減少する事など、様々考えられます。
正直、我々も手探りの中で、仕事を進めているところが
ございます。
一方プラス面としましては、
不動産売却相談については、不況期に差し掛かりましたので、
通常期よりも、不動産早期売却・換金化のニーズが高まり、
売却相談の数が増える事。
弊社のように物件買取をさせて頂いている不動産会社は、
自社買取に関する売主様からのご相談が増える事が想定
されます。
一長一短の中で、一短の方が明らかに多い環境ですが、
与えられた経営環境の中で、物事を実行していくしかありませんので、
会社にプラスになると考えられる事は、金融機関様のご協力を
頂きながら、積極的に取り組みして行きたいと考えます。
遠隔地でのTV打ち合わせなどIT化なども重要な事です。
やるべき経営課題は山積みですが、知恵を使い、落ち着いて
やるべき事に対応させて頂ければと思っております。
「ピンチをチャンスに!」したいですね。
大西 晋平