円安の恩恵を受けない不動産業(弊社の商圏では)
昨日は所用があり、お休みを頂いておりました。
私は日曜日に休日頂く事があまりありませんので、
不思議な感じの1日でした。
気が付けば10月も後半となり、仲介物件では
商談中のお話が増えており、月内のご契約にむけて
お客様とのお話を詰めているところです。
土地を中心に、実需の小型物件が底堅く動いており、
現在の相場にあった適正価格であれば、ご契約に
なっている状況です。
一方、価格が高額帯の物件につきましては、一時よりも
お探しの方が少ない事もあり、物件の動きはやや鈍い
ような気がしており、弱含みな動きになっております。
半年前、1年前ならばスムーズに成約していた物件が
残っているケースが多く、気掛りなところです。
本当は幅広い物件で取引される事が望ましいのですが、
昨今の経済状況であれば、家賃並みの支払いで購入
できるような手堅い物件が確実に動いている市況です。
我々不動産会社は、常に市場の動きにアンテナを
貼って、刻々と変化に対応できるように、市場の
ニーズを把握しておく事が何よりも大切です。
その為には、沢山の物件をお取引する事で、実績や
データを蓄積していくしかありません。
不動産売買仲介業は、何十年にもかけて積み重ねて
いく蓄積型のスットクビジネスだと思いますので、
弊社で決めさせて頂いている商圏で愚直に成約実績を
増やし、より強い商圏を作っていこうと思います。
但し、弊社の商圏では完全な内需型の業務ですので、
昨今の異常な円安の恩恵を享受できない事はやや
残念ですね。
大西 晋平