築年数の経過した中古住宅のご売却・査定相談が増えております!
10月に入っても、9月に引き続き
個人の売主様よりチラシやHPをきっかけにして、
不動産売却相談や価格査定相談を多く頂いて
おり、順次ご対応をさせて頂いているところです。
特に相続が発生した一戸建、築年で申し上げますと、
昭和40年代、50年代の中古住宅に関しての
ご相談が増えております。
相続された方が、その不動産を使用されるのでれば
話は別ですのが、相続された方も既にマイホームを
取得されている事が多く、自分達では使わないので
売却されたいという事になります。
これが建物が比較的新しい場合には、小規模の
リフォームをされて賃貸する方法もございますが、
築年が経過している物件は耐震の問題や、リフォーム
費用が高額になりすぎて、賃貸経営では収支が合わない
為、ご売却を選択される事が多くなります。
上記の年代の建物については、建物が今後も継続して
利用できる物件なのか、それは難しいので、土地売
として考えるべきかは、建物状態によります。
具体的に申し上げますと、建物に傾きがある、雨漏りが
ある、白蟻の食害がかなりある物件は、成約が難しい
ので、土地売として考えさせて頂く事が多いです。
また、駐車場スペースが全くとれない戸建も成約する
のが難しい物件に該当します。今は2台希望される方が
多いからです。(郊外型の物件の場合)
現在、上記のような売物件が市場に増えておりますので、
今後ご売却をお考えの際には、参考にして頂ければと
思います。不動産流通の世界では、購入希望者が多い
少ないという事を、流通性と呼びますが、市況の動きが
成約を決める事になりますので、詳しくはご相談を
して頂ければと思います。
大西 晋平